ビジネスマナーって面倒くさいイメージがありますよね。
実は簡単なコピペだけで信頼を得ることができ、仕事のリピート率が上がったり、紹介によって売り上げが増えたりすることがあるんです…!
このブログ連載「クリエイターのための簡単ビジネスマナー」では、簡単に実践できて信頼度がぐんぐん上がるビジネスマナーについて解説していきます。
そもそもビジネスマナーって必要なの?
クリエイターやフリーランスになった方、または学生の方の中には「ビジネスマナーとか堅苦しいことをやりたくない!」という方も多いと思います。
大御所のクリエイターは気難しいというようなイメージもあるかもしれません。
しかし、大御所がそれでやっていけているのは、素晴らしい価値のある作品を作ってくれるというクライアント(発注者)からの信頼があるからです。
黙っていても仕事が舞い込んでくる方にはこの記事は必要ないでしょう。
しかし、実際はクリエイティブな仕事だけでは食べていくのが難しいのではないでしょうか?
リピーターが定期的に仕事をくれたら嬉しいのではないでしょうか?
一度クライアントから信頼を得ると、その人は再び仕事を発注してくれる「リピーター」になってくれる可能性が高いです。
なぜならば、新規のよくわからない人より過去にうまくいった人と仕事をする方が効率がいいからです。
そのうえ、信頼を得たクライアントは口コミで新たな仕事先を紹介してくれる場合があります。
クライアントからの信頼を得るために必要なのがビジネスマナーなのです。
リピーターを獲得する3つの条件
例えば、あなたがイラスト制作の仕事を受注したとします。
そのクライアントが「また仕事をお願いしたい」とリピーターになってくれるのは次の3つを全てを満たしていた時になるでしょう。
① クオリティが期待通りだった
② コスパが良かった
③ やりとりがスムーズにできた
おそらくクリエイターであるあなたは①のクオリティについては、日々モチベーションをもって研鑽を積んでいるでしょう。
②の価格設定や納期に関しては、経験によって最適な数字を設定していることと思います。
それでは、③についてはどうでしょう? 正直面倒なので後回しにしたい作業ではありませんか?
③がダメだった場合、クライアントは指摘してくれずに離れていきます。
リピーターになってくれるクライアントがおらず、①に問題がない場合、③が取引を敬遠される理由になるケースが多いです。
(②に関しては条件に合わない場合、交渉が入ることが多いです。)
「スムーズなやりとり」は信頼を得るための最短ルートです。
そして、「スムーズなやりとり」に欠かせないのがビジネスマナーなのです。
「面倒だよ〜いやだよ〜!」という方もご安心ください。
だいたいがコピペで事足ります!
ビジネスマナーの基本はコピペでOK!
ビジネスマナーと聞くと堅苦しくて面倒に感じますが、たいがいの連絡はコピペでOKなので簡単です。
コピペなんかしたら信頼が下がるのでは? と思われるかもしれませんが、心配ありません。
コピペの連絡>>>>>>>>>連絡なし
がビジネス界の信頼度を測る基準なのです。
吟味した内容の連絡を3日後に返すより、コピペの連絡を1時間後に返した方が、はるかに信頼されます。
簡単に信頼を得る方法は、ずばり「返信の速さ」
ケーススタディ:コンペの結果待ち中に新規案件の問い合わせがあった場合
例えば、あなたがクライアントから「配信者の誕生日記念イラスト制作」の見積もりをもらったとします。
しかし、あなたは別のコンペに参加しており、その結果が3日後に帰ってきます。
コンペが合格だった場合は、作業期間が被るため、誕生日記念イラストを受注するのは難しそうです。
その場合、あなたはどうしますか?
A. コンペの結果が帰ってきてから誕生日イラストの見積もりを開始し、納品期日を伝える
B. コンペの結果が帰ってくる前から誕生日イラストの見積もりを実施し、コンペの結果が帰ってきたらすぐに納品期日を伝えられるようにする
C. コンペの結果によって誕生日イラストを受注できるかどうかが変わる旨と、受注できる場合の期日と価格の目安と、正確な見積もり結果を後日連絡する旨を、すぐに返信する
正解はもちろんCです。
AとBは、待たせている間に「配信者の誕生日に間に合うかな?」と不安になったクライアントが他のイラストレーターに依頼してしまう可能性が高いでしょう。
Cは、すぐに返信をすることで取引の不安を軽減させ、信頼を得ることができます。
ポイントは、正確な見積もりを出す前に、見積もりの目安と正確な見積もりを連絡する日時を伝えるということです。
見積もりは面倒だと思いますが、目安だったら価格表をコピペするだけなので簡単です。
コピペ用穴埋めサンプル
XX(クライアント名)さま
お世話になります。XX(自分の名前)です。
この度はご丁寧な連絡をいただき、ありがとうございます。
XX(配信者)さんのお誕生日記念イラストについてお問い合わせいただき大変光栄に思っております。
お見積もりについてご連絡させていただきます。
*受注可否について
XX月X旬に先に進行していた別のお仕事が入る可能性があり、その結果連絡がX月X日に来ることになっております。
結果によっては、XX(クライアント名)さまからお問い合わせのあったお仕事をお受けすることが可能です。
申し訳ございませんが、X月X日まで受注可否のご連絡をお待ちいただけますでしょうか?
*お見積もりについて
ご依頼いただいた内容を確認し、価格と納期のお見積もりをX月X日までにご連絡させていただきます。
なお、今回の場合、目安として下記のような価格と納期になるかと思われます。
価格:XX万円〜XX万円
納期:XX日納品〜XX日納品
ご依頼の内容によってお見積りが変更になるため、内容の詳細をご質問させていただくことがございます。
(モチーフとなる配信者の好きなところを褒めたり、ぜひ受注したい気持ちがある旨をここに書く。思いつかなければ書かなくてもOK)
それでは、お待たせしてしまい申し訳ございませんが、追ってご連絡させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
XX(自分の名前と連絡先情報)
仕事がダブルブッキングっぽくなるのが失礼では? と、几帳面なあなたは考えると思います。
しかし、実際にダブルブッキングするわけではないので、事情を説明する方が返信がなかなか来ないよりも誠実だと思われます。
事情の説明は面倒ですよね、ということで、コピペしましょう!
クライアントが求めているのは、温かみのある文章ではなく、あなたの成果物と「いつまでに?」「いくら?」という情報です。
その情報を手早く伝えることが信頼の獲得に繋がります。
結果的に条件が合わず断られてしまったとしても、「返信が早いクリエイターだ」という好印象は残るため、別の機会の時に発注してくれる可能性が上がります。
まとめ
簡単に実践できるビジネスマナーを仕事に取り入れて
良いクライアントとの案件を増やしていこう!
次回予告:企業相手のメールの返信、「全員に返信」してますか?
ブログ連載「クリエイターのための簡単ビジネスマナー」について
自身もフリーランスクリエイターである私あまごが、
企業の担当者として、フリーランスのクリエイターに仕事を発注するなかで「ここをもっとこうしてくれたらなぁ」と思っていたビジネスマナーや、仕事のやりとりをスムーズに進める小技について解説していきます。



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