【2022年1月】マシュマロ&ソナーズ運営のTwitterプチ炎上について

界隈ウォッチング

こんにちは。あまごです。
自分がいる界隈で炎上的な話題が発生したときに、界隈外の方になるべく中立な立場で経緯を説明する「界隈ウォッチング」まとめです。

今回、話題となったのはこちらのツイートです。

こちらのツイート、いいね480件に対し、リツイート4900件となっており
「いいねとは思えないけれど、拡散・言及したい」というプチ炎上とも言える状況になっています。
(件数は1/17現在のもの)

こちらについて、経緯を説明していきたいと思います。

このツイートへの反応について

こちらのツイートに対しては、引用ツイートなどで否定的な意見が寄せられています。

マシュマロ&ソナーズ公式のツイートに対し、「嫌味だ」「キモい」「回答になってない」「客を煽るな」などの否定的な引用ツイートが送られています。

炎上してしまった原因について

今回、プチ炎上してしまったのは
ツイート内の
もし矛盾しないとしたら?と考えてみてください。
……察しはつきますよね?
という文章が、多くの人に不快感を与える表現になってしまっていたからだと思われます。

また、「矛盾しない」としている根拠も未実装(未発表)のものでした。
こういった理由もあって、


・ユーザーが知り得ない情報を根拠として矛盾への指摘を否定された
・結局解決に至っていない

というモヤモヤ感を残す結果になってしまったのではないかと思います。

ちなみに、リンクをクリックして全文を表示させると

でもすみません、そのための機能が未実装なので現状だとがっつり矛盾しちゃってます。

と書かれており、矛盾についてはマシュマロ&ソナーズ公式側も最初から認めています。

ただ、ツイートを見ただけではわからず、リンクを押して全文を開かないと見えなかったため
炎上が広がりやすくなったのだと思います。

炎上後の対応について

こちらの件を受けて、マシュマロ&ソナーズ公式は下記のツイートを追加しました。

こちらも、リツイート数がいいね数を大幅に上回る結果となっております。

さらに、こちらに対しても引用ツイートで否定的な意見が寄せられていました。

煽っている訳ではないと思うのですが、冒頭の文章が言い訳に聞こえるのは事実だと思います。

「ソナーズに詳しいユーザー」が解説します

このブログの著者は、サービス開始後間も無くソナーズに登録しています。
書き手・読み手両方の立場で日常的に利用しているので、「詳しいユーザー」と言ってもいいと思います。

そんな「ソナーズに詳しいユーザー」が、今回の炎上の原因となった仕様と運営の今後の方針について解説します。

※1/20の仕様変更で、下で解説した問題の仕様が一部変更されました。

前提の情報

匿名メッセージ送信サービス「マシュマロ」の会社が

ソナーズ」という小説投稿サービスをリリース。
「ソナーズ」は、感想がたくさん届くことがコンセプト

ソナーズの仕様に対し、不明点があったユーザーがマシュマロで質問する

マシュマロ&ソナーズ公式が質問に回答

その回答を見て、不快感を覚えた人が多くいたことでプチ炎上が発生

マシュマロ送信者が不便に思ったソナーズの仕様について

発端となったのは、こちらの仕様です

感想を10件以上受信すると、古いものから順番に閲覧できなくなります。

これは、未読か既読かにかかわりません。
つまり、読者の多い人が次にソナーズを開くまでの間に多くの感想をもらった場合
その感想は未読の状態でロックがかかり、開くことができなくなります。

しかもこの仕様は、炎上が発生した1/11〜1/13の時点で
ロックを解除する手段がありません。

感想をもらいたくてソナーズに登録していたのに、感想が閲覧できないのでは
ユーザーは不満に思って仕方ないかと思います。

そのため、発端になったマシュマロ投稿者は

・感想をたくさんもらえるコンセプトなのに、もらった感想が読めない矛盾に疑問を覚えている
・ロック機能の目的は?
・嬉しい感想もロックで読み返せずモチベーションの低下に繋がっている
・ロック機能の上記のような問題点について改善の予定はあるのか?

という内容の投稿をしています。

公式の発表した今後の対応について

こちらの投稿に対し、マシュマロ&ソナーズ公式は下記のような内容を回答しました。

① 感想をたくさんもらえるコンセプトなので、不便を解消するために「感想を送る」という行動をとる必要がある
② 上記の機能は未実装。(未読のままロックが掛かるほど多くの感想をもらえる状況を想定していなかったため)
③ ①の機能を実装する前に、ロックを解除できる有料機能を実装予定。
④ 熱心なユーザーには、③の機能の無料体験期間を用意する予定。
⑤ 「熱心なユーザー」と判定する基準は“あれを設定してあれのあれを希望しているかどうかになりそう“なので、対象になりたければ今のうちに調整を、とのこと

(⑤に関しては、本文公開範囲を「感想受付可能」状態にしておくことと「感想受付設定」をONにしておくことかと思われますが、違っていた場合も当ブログは責任を負いません。)

問題の発生を助長させる仕様について

ソナーズには、閲覧しようとしている作品と同一の作者の“感想未送信作品”がある場合
その作者のその後の作品を閲覧できなくなる機能が実装されています。

仕様詳細(ソナーズのページ)

そのため、人気で複数作品をあげている作者の作品には多くの感想がつくことになります。
(中には、続き読みたさに中身のない文章を感想と称して送る心無い読者がいることも想像に難くありません。)

この仕様もあって、良い感想・悪い感想にかかわらず、感想が届きやすい(10件制限で埋もれやすい)状況になっていると思われます。

炎上マーケティングの可能性について

個人的には下記の理由で炎上マーケティングの側面があったのではないかと思います。

・炎上が発生してから鎮火ツイートまでに間があった
・問題となったツイートが、リンク先の続きで「矛盾してない」「察しはつきますよね」の内容についてフォローされており、見出しでインパクトを与える作りになっている

故意かどうかはわかりません。
しかし、こちらのプチ炎上をきっかけにマシュマロ公式Twitterをフォローしている層と小説投稿サイトウォッチャー以外でソナーズが話題になったのは確かなので、結果的にソナーズの認知度は大いに高まったと思われます。

炎上の影響について

1/17現在、「マシュマロ」でTwitter検索すると「退会」とサジェストされてしまっています。
それだけ、今回のプチ炎上の影響は大きかったと思われます。

Twitter 検索画面より引用

公式Twitterの言動に不快感を覚えてITサービスを退会することに関しては、
メリット・デメリットなどを別の記事で書きたいと思います。

過去の炎上・類似の炎上について

マシュマロ公式Twitterは過去にも炎上しています。

“闇マシュマロ” をネタにした PIXIV FAN BOX 記事について
https://togetter.com/li/1355444

また、今回問題となったツイートの引用ツイートにて「トンボ鉛筆佐藤みたい」という意見もありました。

こちらに関しては、
企業に所属する一個人が自らの権限の範囲内で行なったものと、
サービスを代表する立場にある人物が行ったものとで
立場が異なるので、本質的には別の意味を持つ案件だと個人的に思います。

似ているとすれば嫌味な言い回しでしょうか。

トンボ鉛筆佐藤の炎上について知らない方は、検索してみてください。

[1/20追記] 公式の追加対応について

1/20に、マシュマロ&ソナーズ公式が今回のプチ炎上に対して追加の対応を行いました。

経緯説明のnoteを公開 & 問題となった仕様を変更

「ソナーズに関するお詫びと対応につきまして」というタイトルで、note記事を公開しました。

ソナーズに関するお詫びと対応につきまして|ソナーズマガジン(旧マシュマロマガジン)
お詫びと対応 はじめに、今もソナーズをご利用いただいている方々に対し深くお詫びを申し上げます。私達は感想をもらえるサービスをうたいながら、ソナーズおよびマシュマロ公式Twitterアカウントの活動とその影響により、利用者の皆様が感想をもらい...

内容を要約すると、

<再発防止対応>
・マシュマロとソナーズの公式Twitterアカウントを分ける
・公式Twitterアカウントの発信内容を事前に複数人でチェックする体制に変更
<ソナーズの一部仕様変更>
・同一作者の感想未送信作品がある場合、他の作品を読めなくなる仕様の廃止
・「既読後24時間まで感想を読める」仕様に変更

<ソナーズの目指す小説投稿サービスについて説明>

というものになります。

Twitterアカウントの分割

今まで「マシュマロ&ソナーズ公式」としていたアカウントを2つに分割しました。

今回の対応のポイント

今まで何度もプチ炎上してきたマシュマロ公式Twitterが、体制変更すると発表したことは今までの炎上と違う点だと思います。

背景には、ソナーズで炎上したことで、同社の看板的なサービスであるマシュマロを退会するユーザーが増加したことがあるかもしれません。

お詫びnoteのGoogleフォームのアンケート選択肢に「ソナーズに登録していたが退会した」というものがある点でも退会への動きは意識していたと思われます。

Twitterの複数人運営体制の効果に関しては、経過を見る必要があるかと思います。
というのも、マシュマロ・ソナーズを運営する会社 Diver Down LLC. の人数は、ホームページを見る限り主要メンバーが3名なので、今までTwitterを運用していた人物も社内で立場のある方で、その方の言動を今までは他の方もスルーしてきたという状況にあると思われます。
炎上に明るい第三者の意見を聞くというわけではなく、「内部で今まで以上に気をつけるように心がける」という対応になると思われます。

1/23現在、ホームページからプロフィールの項目が消されていました。

仕様変更に関しては、思い切った判断だと思います。
ユーザーの声に耳を傾けるという点では評価できるのではないでしょうか。

特に、お詫びのnoteの最後にGoogleフォームを設けたことは、ユーザーの声を広く聞く姿勢を示すものとして、評価できると思います。

一方で、引用リツイート等で「結局24時間で感想が読めなくなるのはどうなの?」という意見も寄せられています。
こちらに関しては、炎上の対応への意見というよりは仕様への疑問というところなので、今後の対応が注目されます。

1/21時点での、リツイート数といいね数の割合まとめです。

・最初の「察しはつきますよね?ツイート」
 リツイート:いいね=10:1
・上記へのリプでの弁明
 リツイート:いいね=6:1
・お詫びnote告知ツイート
 リツイート:いいね=4:1

いいね数の割合が増えてきており、火消し対応としては一定の成果をおさめたと考えられます。

[2/14追記] さらなる追加対応と炎上発生1ヶ月時点の動向

ソナーズ公式は、1/28に感想表示制限を撤廃しました。

1/20に「『既読後24時間まで感想を読める』仕様に変更」とう発表と仕様変更をおこなったばっかりだったのにこの変更を行ったということは
かなり異例の対応だと思います。
それだけ今回の炎上騒動による影響が大きかったようです。

炎上対応の仕様変更は2/14現在以上のようで、
その後は「お礼コメント機能」などの新しい機能のリリースが行われています。

マシュマロ公式、ソナーズ公式 それぞれのTwitterの動向について

マシュマロ公式Twitterは、マシュマロのメッセージ返信などのツイートはぱたりと停止し、
過去のブログ記事(ソナーズマガジン)に関するリツイートのみが行われています。

ソナーズ公式Twitterは、新機能リリースなどの情報のみがツイートされています。

マシュマロ公式Twitterの名物だった”人格を持ったツイート”は、謝罪note投稿以降停止されています。(2/14現在)


2022年1月のマシュマロ&ソナーズ公式プチ炎上の件に関しての記事は以上です。

本記事は、Twitterの利用規約やその他著作権法に基づいて引用をおこなっておりますが
ツイートを引用された方や、言及があったその他に方におかれまして
掲載の取り下げを希望される場合は
お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。対応させていただきます。

※こちらのブログは、炎上の記録を残すことで炎上防止や火消し対応の参考に役立てていただいたり、話題がうつろいやすいインターネットの世界で出来事を時系列と共に記録として残すことを目的として記載しております。誰かを傷つけるための根拠などとして利用されませぬようお願いいたします。

あとがき

なるべく中立の立場で書いたつもりでしたが、少し否定寄りになってしまったかもしれません。
「中の人」の言動と、サービスを利用すること・しないことに関しては色々思うところがあり、
ここに書くと長くなりそうだったので別記事で後日更新したいと思います。

ソナーズというサービス自体は個人的に挑戦的で面白いと思っており
実際に利用して作者と読者の好循環が回っていることを実感する場面もあります。
今後も好きな作家さんが利用される限り、ありがたく利用させていただこうと思っております。

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